Saraさんは横浜市戸塚区に住む13歳の中学生で、私たちと一緒に英語を学び始めて約3年になります。内気で好奇心旺盛だった彼女は、この比較的短い期間で熱心で自信に満ちた話し手に成長しました。
最近の夏休みに、英語学習と興味の一環として、Saraさんはイギリスでのホームステイに挑戦しました。
以下は、Saraさんとお母さまの体験談でして、特にホームステイを考えている人たちにお伝えしたいです。
お母さま:
娘が学校からホームステイ専門会社のパンフレットを持って帰ってきて、やってみたいと言いました。いいアイデアだと思ったのですが、娘を初めて海外に送り出すことの潜在的なリスクに不安を覚えました。また、それまで娘は祖父母の家に一人で泊まったことすらありませんでした!
不安や懸念はあったものの、この機会を逃してはならないと感じました。この機会を逃したら、2人とも後悔すると思ったからです。
私たちがイギリスを選んだのは、安全だと思ったからで、エージェンシーは歴史的な街であるカンタベリーを勧め、そこのホストファミリーを紹介してくれました。
私は娘に、一人旅なのだから自分らしく自由に過ごしてきてほしい、そして他人の目を気にする必要はない、と伝えました。失敗をして鼻をへしおられていい、その過程を楽しんで、そして帰ってきたら楽しかった、また行きたいとただそう感じて欲しいと願っていました。
娘は楽しみ楽しみと言いながら当日を迎え、親の心配を他所に元気に出発していきました。幸い、スマートフォンのGPSで娘の行動と進捗状況を知ることができたので、旅行中も安心でした。
印象に残っているのは、ホームステイに挑戦する勇気と決意を持った娘に感嘆しているということです。娘の土産話(*)を聞くのも楽しいですし、親にとっても、とても有意義な経験でした。
*土産話
NISSANやHONDAの車が多い。
路上駐車が多い。
KFCが日本より美味しい。
日本のハトやカラスのようにカモメが多い。
日本から持ってきたシャンプーがイギリスの水に合わない、泡がいつまでも流れない。などなど。
Sara
ホームステイの行先を決めるときに、ロサンゼルスに行くことも考えたのですが、イギリス人の英語教師であるリチャード先生に教えてもらっているので、イギリスを選ぶことにしました。行くのが心配だったかと聞かれましたが、実際はとても楽しみで、まったく心配していませんでした。
私のホストファミリーが住んでいたカンタベリーは、のどかでとても美しい旧市街でした。夫妻と2人の幼い女の子達、そして4匹の猫がいました。彼らはとてもフレンドリーで、私の日本での生活についてたくさん質問してくれました。近所の人や地元のお店の人も親切で楽しかったです。
イギリスでの天気には恵まれ、暖かく、朝は冷え込むものの、8月の日本の気候よりはずっと過ごしやすかったです!
イギリスに滞在していて思ったのは、生活スタイルも性格もオープンで、私はそれを個性豊かで自由だなと感じました。
私の滞在は、語学学校での英語のクラスと、他の留学生とロンドン、ケンブリッジ、カンタベリー、マーゲートなど様々な観光旅行で構成されていて、楽しかったです。ロチェスターはデモがあったので行けませんでした。授業は1日90分×2コマで、ゲームをしたり、日本のキャラクターを紹介したり、発音やスピーチの練習をしたりしました。レッスンのある日は夜のアクティビティもありました。3Rでのレッスンのおかげで、現地の言葉を理解することができ、他の留学生の英語も手伝うことができました。
旅行中、イギリスと日本の違いにたくさん気づきました。ホストファミリーが提供してくれる食事やランチなどは、全て苦手に思う食べ物はなく、特にフィッシュ・アンド・チップスが美味しかったです。また、WALKERSのポテトチップスにハマり、日本で売っているところを出先で探してます!
みんなとてもフレンドリーで、いい人たちにたくさん出会いました。またいつかイギリスを訪れたいと思います。
ホームステイやイギリス訪問を考えている人には、「少しでも悩んでいるなら、行ってみたほうがいい!」と言いたいです。
スクールとしても、Saraさんがイギリスで良い経験をし、英語力を実際の場面で使うことができたことを嬉しく思います。カランメソッドで学んだ生徒さんたちは、より自信を持つようになります。イギリス人の先生と英語を聞いたり話したりすることに慣れていけるので、このような能力はホームステイや英検、入試に最適です。
お母様と同じように、私たちもSaraさんを誇りに思っています。Well done Sara!
2024年9月
リチャード&ミヤコ
大船、横浜
Comments