秋から冬に移り変わり、夜が長くなるこの時期は、室内で読書をして時間を有効活用するのに良い時期です。
3R English School では、英語を学ぶ生徒さんに、授業や宿題に加えて、英語をたくさん読むことを強く推奨しています。
英語を学んでいる学生や幼い学習者の親として、読書がなぜそれほど重要なのか疑問に思うかもしれません。読書をしたいと思っても、どこから始めればよいのか、どの本を読めばよいのか途方に暮れていませんか?
「授業で英語を勉強して、英語の宿題も全部やっています。なぜ英語の本も読まないといけないのですか?」
授業や宿題で練習することは、英語学習の基礎に過ぎません。
暇な時間に英語のフィクションやノンフィクションの本を読むことは、これまでに学んだすべてのスキルを身につけ、向上させる方法です。重要な語彙を学び、スペルを改善し、はるかに明瞭な英語を話せるようになります。また、科目も学び、よりオープンマインドな人間になるという追加のボーナスもあります。
「全部は理解できません。日本語訳付きの英語の本を読んでもいいですか?」
一言で言えば、No、です。これはお勧めしません。
日本語に翻訳された本があまり良くない理由はいくつかあります。
1. 上手な英語話者になるには、立ち止まってすべての意味を理解するのではなく、英語で考えることができなければなりません。これは、日本で一般的に英語を学ぶ際の根本的な問題です(これについては、以前にも何度もお話ししてきました)。
2. 日本語の翻訳は正確ではありません。ひらがなとカタカナは英語と同じ音声体系を使用していません。これらはスピーキング能力に逆効果であり、実際には上達を妨げます。
3. すべてを知っているわけではないことに慣れることは、日常生活では現実的であり、英語などの新しい言語を学ぶ場合には普通のことです。理解は忍耐と練習によって得られます。
「英語の本を買うのに最適な場所はどこですか?」
幸いなことに、3R English にはキッズ用の小さな図書館があります。生徒さんのレベルに合わせて、さまざまな英語の本が揃っています。この図書館をぜひご利用いただき、必要な場合は先生に本を頼むようにお子さんにお声かけください。
代わりの場所としては、地元の書店や Amazon などのオンライン小売店があります。Amazon.co.ukで本を検索すると、年齢やCEFR レベルで検索できます。その後、同じ本をAmazon.co.jpで見つけられることがよくあります。
もっと安く買いたいなら、メルカリにも状態の良い中古の英語の本がたくさんあります。
「選べる本が多すぎます!自分に合った英語の本をどうやって選べばいいですか?」
適切な英語の読み物をオンラインで探すのは大変な作業です。そのため、現在のレベルを知っておくと便利です。現在の Callan English のステージ レベルや、英検や TOEIC のスコアに相当する CEFR も、本を見つけるのに役立ちます。例えばCallan for KIDSのStage1、2はCEFRのA1、Stage3はA2程度です。
便利な検索方法は次のとおりです。
1. 英語で検索する
2. 学年や年で検索すす。例: 「4th grade English book」
3. 英語レベルで検索する。例: B1 CEFR level English story book など。
4. 主題またはトピックで検索する。例: 「English short stories」、「English astronomy book」、「Dr. Suess beginner's English book」
「どのくらいの頻度で英語を読めばいいですか?」
ことわざにもあるように、「Practice makes perfect(練習すれば完璧になる)」のです。英語を読むことは、運動や歯磨きのように、毎日の習慣にすべきです。1日最低20分から始めるのが良いでしょう。
「英語を読むのが難しいです。どうすればいいですか?」
母国語で読んでいる場合でも、知らない単語が必ず出てきます。実際、すべての単語を理解できる場合は、語彙を増やす機会を逃しているため、本のレベルが低すぎると言えます。
したがって、英語学習者が読んでいる内容をすべて理解できないのは、まったく普通のことです。 1 ページあたり 5 ~ 6 個の難しい単語は許容範囲であると言えます。
1. 新しい単語や文法については、辞書や翻訳アプリを使用します。各単語やページを「付箋」などでマークしたり、鉛筆で下線を引いたりして、読み進める前に意味を確認します。
2. 単語とそのスペルを覚えておくために、後で参照できるようにノートに書き留めておきます。
3. 新しい単語を使って、自分の文章を頭の中で考えてみましょう。こうすることで、その単語を覚えて自分で使える可能性が高まります。
これらのガイドラインに沿って、勉強の一環として英語の読書を優先すれば、より早く、より大きな進歩を遂げることができるでしょう。
クリスマスももうすぐなので、サンタさんへのプレゼントリストに本を入れてみてはいかがでしょうか。
(もちろん、今年良い行いをしてきたら、ですが。)
リチャード&ミヤコ
横浜市、大船
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